2011年8月28日日曜日

秘書的補足とコマーシャル


 日曜日の夜ということで、あなただけこんばんは。悲しみよこんにちは。そして武器よさらば。(まだ聴いてないんですか?菊地成孔の粋な夜電波。早く聴きましょうね、日曜の夜どうせ暇なんだから。笑)
 東高円寺界隈で「性格悪くて、いいのは顔だけ」でお馴染みの山中です。
ここ最近の怒濤の更新ラッシュがうれしくてたまらないでしょ?そうでしょうね。更新の頻度が高くて、まあなんて言うんでしょう、特に書くことがありません。
 勢井が先ほど更新した夏の思い出特集ですが、ただの帰省回想録などではないのですよ。なんと香川、徳島の部分に関してはすべて私不肖、山中も勢井様の秘書兼通訳として同行しておりまして、同じものを見聞きして楽しんだ上に、実家に泊めて頂き、美味しいご飯とお酒をこれでもかといただき、その上、かわいいワンコまで可愛がり、まるで我が子の様に、とまではいかないまでも勢井様のご両親様に可愛がって頂きました。まあ、なんということでしょう。身に余る光栄とはこのことですね。ありがとうございました。いいですよ、徳島県。
 これを書いている隣で「くどいな〜」とか「それはやりすぎ」などとちゃちゃをいれられています。勢井様すいません。
 ほんとに書くことがないので、友人の広報活動でもしてみましょうかね。
現在発売中のtokyo graffitiという雑誌の魂のポエムという企画に友人(別に仲良くないけど)が掲載されています。もぬけものというバンドで活動しておりまして、これがなかなか面白い。特に気にならないと思われますが、コンビニなどでふと思い出したらペラペラとページをめくってみてください。
そして、兆が一、ライブを見てみたいと思われましたら、勝手に行ってください。そして勝手に帰って下さい。
 ほんとは書きたいことなど吐いて捨てるほどありますが、また今度にします。それではまた。



追伸
 昨夜、このブログをこまめにチェックしている方がいるとの一報を受けまして、実はそれがうれしくて、ついつい更新してしまいました。コメントしてもいいんだよ。
 また対談形式での更新は次回に延期しますでご了承ください。

おとなのスーパー(絵)日記 2011 summer ver.

夏休みの宿題で絵日記が出てた学年てあった。
私は夏休みの宿題を最後の日に猛烈スパート!ていう学生ではなかったけど、日記の宿題はまとめてかいてた。まとめてかくから脚色された「あの日」が出来上がって、なんだかなあなんて思いつつの満足感がありました。

今年はこのばしょで、「あの日」を作ろうと思います。絵じゃなくて写真ぺたってできる。
なんてえ便利な世の中だ!てやんでい(スカイツリーができてから東東京の物件がキテるらしいのでお探しの方はぜひ)
帰省中のことが中心になってしまうけど、夏の暑いのが苦手で出不精の気があるわたしにとってはこれが精一杯。

帰省初日、早朝に徳島駅にバス到着。しかし徳島駅では降りず次の高松駅で降りる。高松市美術館に行くのです。うどーんと思い観光案内所でパンフ探す、意外にもうどんを推していないことが判明。四国一の都市、さすが。よゆう。

美術館に向かう途中、イケてるバー発見。りぼん◎

商店街がながーいのです。ちゃんとアーケードだし、夏の日差しからずっと守ってくれるもんだと安心してたら、竹清という人気うどん店は商店街の果てからまだすこし距離があり、かんかん照りのなかタンクトップで歩いたため、夕方徳島の実家に戻ったときには肩が赤くなってぶつぶつができて痛がゆい。(うどんおいしかった)
 ※高松市美術館に観に行った「幽体の知覚」に関しては感想かけません。軽々しく良かったーすごかったーなんて恥ずかしいし、でも言葉にするのはもったいない。できるかどうかも怪しい。見終わった後、ため息でました。割愛。

一気にいくぜ!徳島!

海。何年ぶりかの海水浴。この写真のすこしあと、正体不明の虫に刺され右足にミミズ腫れみたいのが2本入る。海の家のおじさんに、クラゲに刺されたーと嘆いたら、虫じゃ!と言われた。めっちゃ痛いけど、そうかーそうなのかー
 
 実家のゴーヤ(収穫時期失敗、このあと腐って捨てられた)

ゴーヤ二代目(たべた◎)

勢井家のアイドル軟体オリーブ。

 きたよ!阿波踊り!!
香川とは違い徳島はPRが下手です(観光に対しての熱意があまりない気がする)が、阿波踊りの時だけは人が来てくれます。いちかけーにかけ、さんかけてーしかけた踊りはやめられないっ、ごかけ、ろくかけ、しちかけてーやっぱり踊りはやめられないっ◎
すだちくん。わたしが小学生のときにはもういたので、すだちくんはきっとゆるキャラの先駆けだと思う。まりもっこりよりも早い。だって口、三角やもん。
 
鳴門の渦潮。観潮船に乗って見に行ったのは初めて。思ってたよりもすごく迫力があって渦につっこんでくと船が結構揺れるのです。渦の音、ごおおおって。
船着き場の待合所の二階でなぜか魚を飼ってる大きめの流れるプールがあった。ちょっとよく分からなかったけど、愛すべき徳島。
 
東京戻ってからはとこさん家で飲んだことと昨日大学の同窓会?みたいなのがあったこと。(主催のごうさんは同窓会って言ってなかったからたぶんちがう)
シャムキャッツのよりくん(だいたいさっさと寝始める、最近歯が折れたらしいので折れてないときの写真を残しておこう!)
この日はよりくん、たまちゃん、わたし共々、とこさん家に泊まらせてもらった◎

とこさんから後日送られてきた秘蔵P姿(とこすん、パジャマありがとう)で、〆よう。ムキっ
たこ焼きたべた◎そば食べた◎ゴーヤチャンプルー食べた◎屋久杉飲んだ◎たまちゃんの誕生日お祝い◎ビール飲んだ◎夜更かしした◎

同窓会は昨日、、もういいや。
 
今年の夏もやっぱり思ったこと → 夏のビールは美味しいな!
 
ーおしまいー

 
 山中×勢井の対談形式はそのうちやりまーす。

2011年8月26日金曜日

すぺしゃるなご報告


 毎年、こんなに長い夏休みは今年が最後だなぁ、きっと。などと考え、毎年それをあっさり更新してしまいます。
 こちらの日記を更新していないうちに、大物芸能人が闇の世界に連れ去られ、今や恒例行事と化した首相交代が行われようとしています。そしてたった今、ゲリラ豪雨が我々の世田谷を襲撃しています。
 どーも、普通に話していると全然そんなつもりないのに上から目線だと言われ、(笑)それはきっと教師の親父の影響が強いんだろうなぁ、きっと。ずっと似たくないと思ってたのに血は争えないのね。などと考えてしまう、山中です。
 えー、皆さん、待ちに待った展示会の予定が決定しましたよ。笑
「へぇー、そんなことするんだぁ、それ誰が来るの?」
「えーとー、家族とかー、数少ない友達とかー、、、、、、」
まぁ、家族は来ないでしょうね、はい。
現段階では、ほとんどビジネス的なことは考えていないので、まぁそこそこ面白いものはご覧に入れられるかと思われますので、お立寄り下さい。(どうせ土日とか暇してんだろ。笑)

日程 111日〜117日(展示期間は3日〜7日を予定)
場所 高円寺ギャラリー TEL 03-3315-3677

DMが出来上がったら、それと共にまたお知らせさせてもらいます。
何かご不明な点などがございましたら、お問い合わせください。

〈追伸〉
次回の更新は山中と勢井の対談形式で更新してみようかと思います。
お楽しみに。

2011年8月7日日曜日

AGAP


毎度のことながら更新が遅れに遅れて今にいたっているわけですが、書いておかなければならないことがありましたので、久々に書きます。
 というわけで、あなただけ、こんばんわ。山中俊太朗です。(この言い回しをわかる人が元々少ないこの日記の読者の中で何人わかってくれでしょうか。笑)
 さて、冒頭の書いておかなければならないことというのは、7/31に恵比寿リキッドルームで行われた、DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENのライブを観に行ったことです。同バンドは、リッキドルームのバンド紹介によると「ジャズミュージシャンの菊地成孔がアフロ=ポリリズムを世紀末からゼロ年代の東京のクラブシーンに発生させ、持続させたファンクバンド。ポリBPMによるフェイズの深化、マイルス・デイビスのエレクトリックファンクと菊地雅章マナーによるマイルスを、クロスリズムのアフリカ的な実践によって、さらなる進化を世界で唯一実現したというバンド」ということです。
 私が菊地成孔という人を知ったのは、彼の文筆家としての仕事である、Fashion Newsにおいて連載されている「服は何故音楽を必要とするのか」というファッションショーにおけるウォーキングミュージックについての考察です。
 初めてそのコラムを読んだとき、まずその膨大で圧倒的な知識に由来する文章の難解さと圧倒的な読みにくさ、笑(注釈が多いため)に衝撃を受けたのでした。音楽的な考察とはいえ、ファッションについて書いてあるにも関わらずそこに書いてあることの半分も理解出来ないという始末で、私の高い鼻をデコピンで折られたような気持ちでした。折られたとはいえ、私は理解出来る、出来ないに関わらず、読んで知った気になるものより、書かれていることについてもっと知りたいと思えるものを読みたいので、いろいろな意味で良いコラムでした。そして、気になり始めた頃にちょうど、「情熱大陸」に出演しているのをたまたま見たときに、自分のタイミングの良さに驚きました。笑(そいうことってあるよね?)
 ただ、彼は何者かと問われれば、ジャズミュージシャンであったわけですが、エレクトロやロックがカッコいいと思っていた20歳前後の山中の興味はあまりジャズには向くことはありませんでした。これは愚の骨頂だというのは過言ですが、もっと早く聴いておけばよかったという後悔以外の何者でもありません。(しかし菊地成孔の言葉を借りれば、人は悔いを根拠にその後の人生を楽しく生きていく生き物だそうですので、そうします。)
 彼は、今現在3つのバンドで活動しており、それぞれテーマも編成も異なりますが、すべてにおいて素晴らしい作品を送り出しています。
 その中でも今回観に行ったDCPRGは私が好みの音楽を演奏しているバンドで、バンドのテーマや実験精神溢れる音楽性は私の中では彼が率いるバンドの中で群を抜いております。
 緊張と緩和という言葉で言い表すと陳腐な評論家の言葉のようになってしまいますが、私には音楽的に詳しい評価を出来る知識はありませんので、もうあれは聴かないとわからないとしかいいようがありません。ただ、あの複雑で緻密でありながらも、統一感を感じてしまうのは不思議な感覚であり、それが彼の才能なのでしょう。その場を完璧に統制しているにも関わらず、それを感じさせないのは彼の人間性ゆえのものでしょう。
 これ以上説明するのは無粋ですし、何より面倒なので気になったら、皆さんの大好きなYouTubeWikipediaで調べてみてください。
 今回何が言いたいのかといいますと、菊地成孔の何がすごいかということです。そのジャンルレスな活動や多才さはもちろんですし、そこに異論は微塵もありませんが、私にとっての彼の凄さは、自分の作品について自己批評的な視点を持ち、それを実践していることなのです。これは様々な表現活動が存在しますが、出来ている人はなかなかいないのでないかと思います。(ファッション界においては、このレベルで行っているひとはほぼ存在しないのではないでしょうか。)
 作品を通して自分の考えや意見を表現することが、プロのアーティストやクリエイターだという意見があるでしょうし、そう言った意見が間違っているとは思いません。ただ私は、自分の作った作品について、どう感じるかは見た人次第といっても、最低限の説明責任はあると思いますし、私は最低限では到底満足出来ません。
 これは菊地成孔に限ったことではありませんが、自分が為すべきことを理解し、そのことと真摯に向き合っている人は例外なくいい仕事をしているという事実はあると思います。これは私たちのような無名の人間にとっては唯一と言ってもいいであろう救いとなる事実ではないだろうか。
 そして、それゆえに私たちは、必ずいい仕事をすることを約束する。
ファッションでだ。笑

P.S 今回特にまじめですいませんでした。
山中