2014年11月5日水曜日

2014 #9

ご無沙汰しております。
このブログ以外で中々のペースで記事を書かなければならず、ブログの宣伝効果にも疑問があったこともあり割と長い間地下に潜伏しておりました山中です。
諸説ありますが、地球上に存在すると言われている7人くらいのファンの皆さんには、心より謝罪いたします。
展示会をするともうブログ書かないのかと叱責されるのですが、みんなそんなに読んでいるのかと疑ってしまいます。が、やはり思っている以上に読んでくれていたのですね。
感謝しております。

今回は2つの合同展示会と単独展示会を開催した結果(書いている段階では装苑White参加中。まだ間に合いますよ!)として、私たちにはやはり合同展示会は合わないということがはっきりしました。元も子もない話でありますが、どう考えても周りと作っているものの色が違うし、浮く。
うちらのブースだけ宇宙空間にあるみたい。それはそれでカッコいいけどある程度売るために参加してるからこの齟齬は大きいと感じてしまいます。歩み寄りも重要ですが、歩み寄り過ぎてどうでもいいもの作ってもね。

そんな感じで無重力空間もそろそろ飽きてしまい、次回からは単独の展示会を長めの会期でやってみようかなと思っておりますが、それ以前に日本という場所が合っていないのではないかという事も結構真剣に考えてはおります。
しばらくは日本で活動してそれなりの居場所を作りたいと思いますが、並行してゲルマン魂についても勉強していこうと考えてる今日この頃です。

薄口(顔が)ファッション評論家にダメだしされたり、顔見知りのファッション宗教家に無視されたかと思ったら、割と有名なファッションディレクターのおじさんにちょっとだけ褒められたりするわけですが、結果としてファッションの軽薄さにはうんざりするというか、虚しくなるばかり。
一歩引いたら崖から落ちるくらいの端っこにいても、おや?と思ってしまうくらいに何もない。背が高いから遠くからでも何となく見えるんですよね、中心が。
おそらく自分たちが思っていたようなものは何もない。
色んな人と話して、みんな思ってるけど言わないだけなんだと思うことも多々あるし賢い人たちはみんなファッションから離れて行ってるのを実感できます。
こんなことを言うと、「それでも僕はファッションの可能性を信じる」とか言って、愚民を先導(煽動)する人が出てきて、僕なんかはすぐにくしゃくしゃにされるわけですが、人のフンドシで相撲取り始めるチルドレンとか、虎の威を借りる狐みたいな人は嘘つきなのでついていかない方がいと思いますよ。笑

誰かがFashion Is Always Fakeなんて言ってたけど、Fakeでもなんかあるならいい。
それがここだけなのか、外の世界も同じなのかは実際に見たわけではないので知りませんが、外はもうちょっとマシな気がしてます。行ってみなきゃわからいので遅かれ早かれ偵察に行かねば。
フィクションであれば外の世界はもっと酷かったという何の希望もないオチも好きなタイプではありますが、現実は多分そうではない、はず。

そんなこんなで、少数ではあるものの面白いと言ってくれる人もいるし服自体は好きだから作り続けますが、最近本当に興味あることがファッションの外にあることだけははっきりしたので少しづつ違ったものもお見せ出来ればと思ってます。

日々の雑感なのでまとまりのない文章で申し訳ありませんが、やっぱりこの感じで書けるのは楽しいのでまた書くと思います。
それではまたいつか。






0 件のコメント:

コメントを投稿